ビタミンDと骨粗しょう症

ビタミンDと骨粗しょう症

骨粗しょう症の原因として注目されがちなのはカルシウム不足ですが、実はビタミンDの不足も大きく関わっていることは意外と知られていません。
ビタミンDは直接的に、骨を形成したり丈夫にする効果はありません。しかしカルシウムはビタミンDが無ければ正常に働かないのです。
とりわけ骨粗しょう症になるのは女性が多いといわれています。これには様々な要因が絡み合っていますが、カルシウムの不足が原因であることは周知のとおりです。出産時に大量のカルシウムが失われることや、更年期のホルモンバランスの崩れに大きな原因があるといわれています。
それに加えてカルシウムの体内貯蓄量は20歳前半でピークを向かえ、それ以降、年齢とともに減少していきます。ピーク時である20代の女性の大きな関心ごとは美容やダイエットではないでしょうか?ダイエットによってカルシウムが蔓延的に不足する状態に加えて、肌のシミや日焼けを恐れ日光を避ける傾向にあります。そのため、ただでさえ不足しているカルシウムの働きを助けるビタミンDまでも不足してしまうのです。
骨粗しょう症にならないためにも、無理な食事制限をせずにバランスを考えた食事と、アウトドアライフを楽しむのも良いでしょう。

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